遍路日記(13日目)
夜中雨だったが早朝には止んだ。
橋の下に荷物を置いて(荷物が重いため)35番札所清滝寺に上ろうと考え、6時40分頃に傘を持って出発。
向かう先の終末感がすごかった。
身軽ではあったがスピードはあまり変わらず、9時半頃に戻ってくる。
息を吐いてお腹を凹ませ大股で姿勢良く(+腕を振って)歩いてウエストの引き締めをねらった。
清滝寺で昨日の外人に会い、ハーイと言って一緒に写真を撮ろうと言ってきたので、彼の自撮りで撮った。今日は36番札所青龍寺まで行き、その近くの宿に泊まるとのこと。距離が短いので今日はHolidayだと言っていた。うらやましい…。
青龍寺までの道は淡々と進み、橋を渡ったりしたが難易度はそんなに高くなかった。
名前がかっこいいと思っていたが寺は割と普通だった。
海で若者が撮影?っぽいことをしていてうらやましかった。
来た道を打ち戻っていると橋の途中でまたさっきの外人に遭遇!ハーイと挨拶をし、「また一緒に写真撮ろうぜ!」と言って来たので彼の自撮りにて撮影。
名前を聞くとAだった(10日目に1回会ってる)!!
なんと!
それから進むのが速いと思っていたら、もしかしたら電車を結構使っていたのかもしれない…!
ウォーキング、サムタイムズトレインとか言ってたから。
その後はもうしんどいとしか言いようがなかった。
やはり1日20km、30km過ぎてからが特に”うがーっ!!”て叫びたくなるようになる。
これは自分を解放しなさいという試練なのか?などとも思ったりした。
日も照ってくるし、だるいし、先のことを考えるので、今ココに集中と何度もイシキを戻した。
目的地近くのへんろ小屋に座っていると外人2人がやってきた。話しかけてきたので話していると、若い男性は大学を卒業し8月から弁護士なのでその前の挑戦として遍路をやっているのだという(18日目)。後半はよく聞き取れなかった。
途中私が遍路をしている理由を聞かれたのだが答えられなかった。
mind trainingとか言ったら仏教の修行?みたいなことになって、ええまあそんなとこと言葉を濁した。
次からは I want to go. I just want to go. The only reason I jusut want to go.と答えたい。
色々とあってるのかは不明。
夜はすき家の牛丼を食べる。
姉からラインがきて家族で体調不良が蔓延しているらしい。
前厄だからかなあと言っていた。
お守りを買っていこうと思った。