遍路日記(8日目)
歩いた 歩いた つかれた。
ちなみに次の寺までの距離
朝は6時半頃出発。
昨日買っていたおむすびセットを食べて、色々教えてくれた京都のおっちゃんとお別れ。おっちゃんは一旦京都に帰るらしい。
「膝に気をつけろ」
「2時間前に先に出発したおっさんにも気をつけろ」(どうやら行動が不可解に見えたようで盗みなどをやっている可能性があるから)と言われた。
そう言えば昨日29歳だと言ったら
「うそやろ、年齢言わん方がええわ」と言われた。
学生だと思っていたらしい。
朝はたんたか進んで別格4番札所鯖大師に10時40分頃に着いた。
ここで大休止。
どこかから来たおばさんに「歩きで回ってるんですか?宿は?」と聞かれ、頑張ってくださいと別れた。
近くに大福屋があり、1個70円と安くでまあまあ上手いとの情報があったので入ったら店員の愛想が悪かった。味もまあまあだった。
気を取り直して気合を入れて歩く。
小指やくるぶし、膝皿が痛み始めて歩いては休んでと言う感じで進んでいった。
途中、宍喰の遍路小屋に気をつけろといったおっさんがいたのでスルーして追い越し、じゃんじゃか進む。
そしてついに県境の水床トンネルへ。
トンネル中に県境の白線があって記念撮影をしようと思っていたのだがなく、トンネルを抜けると既に高知との看板があった。
徳島方面に頭を下げ、高知方面ににお願いしますをした。
宿は明徳寺の通夜堂。
シャワー、洗濯、乾燥、コンセント、湿布、絆創膏と至れり尽くせりだった。
事前に電話連絡をして向かったのだが、行ったときに寺の中でおっちゃんがランニングマシーンに乗っており「ちょっと待って、今トレーニング中だから」と言っていたのが面白かった。
ただし便所はボットンで汚かった。
夕食は近くの商店が開いておりとりあえずは食料を確保できて安堵。
店主は物が少なくてごめんと気遣ってくれた。
通夜堂の壁に般若心経の説明が書いており、そのとき初めて意味を知る。
そしてちょっぴり感動し、般若心経が好きになった。
子供のしつけ10カ条